礼文町(れぶんちょう)は、北海道北部、稚内市沿岸の西方約60kmの礼文島にある町。宗谷地方に属する。
宗谷地方西部の日本海上にある礼文島の全域を占める。稚内市沿岸から西方60kmに位置し、周囲72km、面積82平方km。北緯45度30分14秒・東経141度4分16秒に位置し日本最北端の町として知られる。北方領土を除いた場合の日本最北端である宗谷岬の行政管轄は市(稚内市)であり、択捉島(北方領土)は村なので、町としては最北端となる。
島は南北29km・東西8kmと南北に長く、ほぼ逆三角形の形状。北部を船泊(ふなどまり)、南部を香深(かふか)と呼ぶ。島西部は断崖絶壁が続き、自動車、バイクでは島一周できない。島東部海岸には北海道道40号礼文島線が南北に走る。